第61回共同閣僚級生産監視委員会（JMMC）会合が開催される

第61回共同閣僚級生産監視委員会（JMMC）会合が、ヒジュラ暦1447年2月3日（西暦2025年7月28日）にオンライン形式で開催された。

会合では、2025年5月および6月における原油生産に関する最新データが報告され、OPEC加盟国および非加盟の協力国による「協調行動の声明（Declaration of Cooperation）」への着実な履行が高く評価された。

委員会はすべての参加国に対し、引き続き完全な順守と補償メカニズムへの誠実な対応を求めるとともに、順守未達成国に対しては、2025年8月18日までにOPEC事務局へ最新の補償計画を提出するよう促した。

また、委員会は、2024年12月5日に開催された第38回OPECプラス閣僚会合で決定された生産調整措置について、OPEC加盟国および協力国の順守状況を今後も継続して監視していく方針を再確認した。

さらに、委員会は、2024年2月1日に開催された第52回JMMC会合において合意された内容に基づき、一部のOPEC加盟国および協力国によって表明された自主的な追加減産措置についても、監視を継続する意向を示した。

委員会は、必要に応じて追加会合の開催、またはOPEC加盟国および協力国による閣僚級会合の招集を行う権限を有しており、これは第38回OPECプラス閣僚会合で確認された枠組みに基づくものである。

次回の第62回共同閣僚級生産監視委員会会合は、2025年10月1日に開催される予定である。